89円前半から走り出して90円。アメリカ大統領選挙の思い出

7月29日。前日の東京時間をきっかけに豪ドル円はボラが高くなりました。軟調だった日経平均と上海総合指数が立ち上がったことで、売られていた豪ドル円も立ち上がる。日足で見ると90円を割って89円前半と崖っぷちの状況で、下に行くより方法はないんだと気落ちしていたら、意外なタイミングで日経平均と上海総合指数が生き返って、走れ~!と90円に向かって飛び出しました。私は売りをしていませんでしたが、売りをしていた人の気持ちを代弁するなら、うわぁぁぁ。何だ、コレ?ショックだよ~。

 

ポジションが機能しなくなった。などの落胆する気持ちが襲ってきたことでしょう。急にポジションが切らされてトレンド転換。あまりにも速度が速すぎました。全く何も準備出来ていない状態で急に逆方向に値が走り出した時の気持ちは痛いほどわかります。私は何度も経験してきています。思い出せばアベノミクスになる前の円高相場で、アメリカ大統領選挙がありました。東京時間はポジション調整の円買い。緩やかに始まって徐々に強まる。その後、民主党が過半数を占めたことが伝わると、ストップロスを巻き込んで急騰。

 

下げなんて一気に取り戻して、スキップするようにレートが動きました。その国の大統領を選挙するという大イベントは安心してはいけないイベントです。気を引き締めないとポジションをすぐに駆られてしまいます。東京時間は参戦なしで、ストップロスを巻き込む急騰のときも参戦しなかった。その後の値動きを見て入ろうと決めました。そして夕方。その日はお昼から外出していて、帰ってきてから動向チェック。豪ドル円がきれいな上昇トレンドを描いていたので飛び乗ることを決意。ロングしてから3PIPS程値が伸びてレートがストップ。

 

もっと伸びそうな気がしたので決済を遅らせる決断。食事の時間が近かったので席を離れました。大丈夫でしょ、強い上昇を見せていたし!と何も恐れなかった。自信満々でチェックすると10PIPS以上逆行。その後、上値が重くなり急反転して負けました。リスク回避に始まり、立ち直るものの、最後は強いリスク回避で終わる。2012年のアメリカ大統領選挙はこんな1日でした。